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豊来来、豊来来! ホルトバージ 草原に名将来たれり(YGG出資馬出走報)

豊来来、豊来来! ホルトバージ 草原に名将来たれり

こんにちは、まちかね太です。

11月23日の京都8レース・3歳以上1勝クラス(ダ1900)に、YGGオーナーズクラブでの出資馬ホルトバージが出走しました。

春までのレースでは常に最後方待機からの大外回しばかりで着拾い狙いのような勝ち気のない競馬を繰り返していましたが、夏に西塚騎手が騎乗した際には馬群の中を突いたり早めに動いたりと勝負に出る競馬を見せてくれるようになり、名手武豊を鞍上に迎えた前走では「美しい」と表現できそうなほどスムーズなレースを展開して2着。

引き続き名手が騎乗する今回、ここは是非さらに良い結果が欲しいところです。

まちかね太
まちかね太

ユタカが来たぞー!

と叫びたい!

泣く子も黙るレジェンドの力で、どうか勝利に導いてください!

以下、ホルトバージにとって1年以上ぶりの勝利を願って見ていたレースのレポートです。

出走馬プロフィール・ホルトバージ

ホルトバージ

(牡3・キンシャサノキセキ×プレインズウーマン by Zensational)
栗東・寺島良厩舎

ホルトバージ241109

ここまでの戦績:18戦1勝(1・4・1・2・2・8)

前走:11月9日・3歳以上1勝クラス(京都・ダ1800)2着(→レース記事はこちら) 中1週

レースまでの状況

初めて武豊騎手騎乗となった前走では、全体的にスムーズなレースを展開して2着。

特に3~4角での上昇から直線に入るまでの流れは芸術的と言ってもいい見事な手綱さばき。
勝てはしなかったもののそれは勝ち馬が一枚上だっただけで、長年にわたり日本競馬界の顔を務めるレジェンドの真骨頂を存分に見せてくれました。

まちかね太
まちかね太

It's so beautiful!

というわけで、敗れたりとはいえ満足感は高かった前走。

「内にモタれるところがありましたし、右手前のまま替えられなかったのでそこが課題かな」(武豊騎手)と課題も残りはしているものの、「時計は悪くないので順番は回ってくると思います」(同騎手)という事で、鞍上からクラス上位のお墨付きはもらえました。

そしてここが中6週での夏休みモドキ明けだったこともあり、レース後には早速おおまかな次走目標が発表。
中1週での京都でダ1800戦とダ1900戦があるので、馬の状態やジョッキーも含めて決めたいとの調教師コメントが出ました。

それから大して間を置かず、レース3日後には23日のダ1900m戦に向かうという方針が決定。
この日なら武豊騎手が継続騎乗できるからという理由が大きいようです。

メンバー次第では鞍上は変わるものの22日の1800戦に向かう可能性もある、ともコメントされていますが、こちらとしては是非継続騎乗できる23日の方に行ってほしいところ。

まちかね太
まちかね太

前走を見ちゃうと
どうしてもねえ?

是非前走の美しいレースを再現して欲しい……というのは流石に贅沢でしょうが、仮に敗れたとしても納得感のあるレースが見たいのです。
武騎手なら結果はどうあれ勝ちに行く競馬を見せてくれるでしょうし。

まちかね太
まちかね太

もうホルトバージで
着拾い狙いの競馬は見たくない……

ともあれ馬の方は中間も順調に調整。無事にレース当週を迎える事が出来ました。

水曜時点の出走想定では土曜1900戦と日曜1800戦では明らかに土曜の方がメンバーが強く、前走後の調教師コメント通りなら日曜に変わってもおかしくなさそうでもありましたが、よく見れば日曜1800戦に同厩舎の馬が想定されていたので、使い分けもあるでしょうしこのままで収まりそう。

と思った通り、木曜には予定通り土曜1900戦の方に武豊騎手騎乗での出走が確定しました。

まちかね太
まちかね太

重畳重畳。

先ほどメンバーが強いと述べましたが、逆にそのせいかホルトバージを含め全9頭と出走頭数はお手頃に(日曜1800戦は15頭)。

予想段階で最上位評価となっているのは、シャンデルナゴル(父サトノダイヤモンド)でしょうか。
前2走続けて2着としているなど、ここ7走連続して同級3着以内に入ってきているという堅実馬。その中には当時未勝利の身で挙げた1勝C戦での勝利(今年3月の阪神ダ1800戦)も含んでおり、ある意味格上と言ってもいい実績があります。

続くのはジュンラトゥール(父パイロ)。こちらも前3走同級で2→3→3着。その前の未勝利時代も含めると前8走中7回で3着以内と、シャンデルナゴルに負けず劣らず堅実な走りを見せてきている馬です。

ホルトバージも上位評価で、シャンデルナゴルに次ぎ、ジュンラトゥールと同等かやや上回る印を貰っているようです。
堅実さでは2頭に叶うべくもありませんが、ホルトバージもこのクラスで(芝も含め)2着4回3着1回、実績に不足なし。
毎度堅実という事は「常に相手なりで勝ち切れない」という事でもあるでしょうから、そういう意味でも付け入るスキは充分ありそうです。

まちかね太
まちかね太

そこはお互い様ですがね。

重い印はほぼこの3頭で独占。
印の上ではウォーターハウス(父ロードカナロア、母ショウナンパンドラ)やスノーライトニング(父レイデオロ)あたりが続きますが、これらは一角崩しまで、という感じでしょうか。
複勝圏はともかく優勝争いに関しては、三つ巴の様相と見て間違いなさそうです。

枠順は4枠4番。データ上は好走率が最悪の枠。

騎手・父産駒の過去3年コース実績は悪くないながら、サンプルが少なく参考の域を出ません。

条件的には若干不安の残るコース条件とも言えそうですが、ホルトバージは京都ダ1800では2戦して共に2着ですし、100m伸びたからと言って取り立てて不安視する必要はないでしょう……多分。

今回は少頭数ですし、15頭立てだった前走よりレースはやりやすいはず。
名手の手綱さばきに今回も期待させてもらいます!

まちかね太
まちかね太

どうか久々の勝利へ
導いておくれやす!

レース内容

レース当日の京都競馬場は曇り、ダートは良。

ホルトバージは前走と変わらず馬体重474キロでパドックに登場。適度に気合が乗っている感じで堂々と周回しており、力は発揮できそうです。

人気はやはり3頭に集中し、最終的にはシャンデルナゴル2.3倍が1番人気。ホルトバージが意外と迫り2.7倍、ジュンラトゥールが3.3倍で続き、その次の4番人気メイショウコナン(未勝利馬)は18.9倍と、大きく離される形になっていました。

その後本場馬入場、輪乗り、枠入りもスムーズに進行。最後に大外のジュンラトゥールもすんなりゲートに収まって準備完了。

ゲートオープン!

ホルトバージ、まずまずのスタートを切りましたが、周囲の馬たちが前に出て行こうとする中で鞍上は手綱を持ったまま。
必然的に位置取りは下がり、6番手くらいでホームストレートを走って行きます。

鞍上は馬を促しも引っ張りもせず馬の気分に任せたまま走っているように見える中、ホルトバージは若干位置を上げて5番手並走状態で1コーナーへ。
内目を通っていたこともあってコーナーワークで更に上昇し、4番手、3番手へとスルスル上がって行きます。

まちかね太
まちかね太

おおっとぉ!?

先行策に出るのは超久々。しかし思い起こせば初勝利の時もそんなに後ろから行っていたわけではありません。

ここは鞍上を信じるのみ!

馬群は2コーナーを回り、向こう正面へ。
逃げるウォーターハウスを1馬身差で追うのはリワードファラオン。ホルトバージはその1馬身後ろを内目から追走。外からジュンラトゥールがホルトバージに並走してきています。
シャンデルナゴルはホルトバージの2馬身ほど後ろ、外目を追走。先頭から最後方まで10馬身も無さそうで、馬群は凝縮して3コーナーへと向かいます。

ホルトバージはジュンラトゥールに先に行かれて4番手となっていましたが、3コーナーに入るとまた内目から徐々に上昇。
後退し始めたリワードファラオンを追い抜き、再び3番手に上がって4コーナーを回りました。

直線、先頭を並走しているのはウォーターハウスとジュンラトゥール。
ホルトバージはコーナー出口から外寄りの進路を取りつつ、前の2頭から1馬身差で直線に入ります。

まちかね太
まちかね太

よし行け!

ジュンラトゥールがウォーターハウスを突き放し、単騎先頭へ立つ!
追うホルトバージも逃げ馬を交わし、1馬身差で続く!
後ろからは何も来なさそう!

これは一騎打ちとなるか!?

まちかね太
まちかね太

やれーー!!

残り200手前、ムチが入ったジュンラトゥールが先頭!
ホルトバージ、外からジリジリ迫る!

残り200、ホルトバージにもムチ!
ジリジリ迫る、迫る!
差は半馬身!

まちかね太
まちかね太

行けぇー!!

ジュンラトゥール粘る粘る、しかし手応えはホルトバージが完全に優勢!

クビ、アタマ、そして残り100で並び、そのままスッと抜け出すホルトバージ!

まちかね太
まちかね太

おっしゃーーー!!

油断なく最後に一発ムチが入ったホルトバージ、そのまま差を広げて完勝のゴールイン!

優勝はホルトバージ!

2馬身半差の2着にジュンラトゥール、更に3馬身差の3着にメイショウコナンで決着となりました。シャンデルナゴルは4着。

結果

3歳以上1勝クラス(京都・ダ1900・良)
 武(56)馬体重474(0)

 1着(9頭・2人気)

所感

まちかね太
まちかね太

名将の采配に感謝!

先行策となった時には最後まで脚が残るのかちょっと不安になりましたが、杞憂でした。

ホルトバージには今まで強引に引っ張ってでも後方待機しようとする場面が多かったですが、今後乗り替わりがあったとしても今回のレースを見てくれれば、出遅れなどで流れに乗れなかった場合はともかく敢えて抑えてまでそうする必要は無いと織り込んで騎乗してくれるのではないでしょうか。

「最後は内にササる所がありますが、(中略)大外を回すと余計に内にグーっとササってしまうので、4コーナーの立ち上がりを上手く回れれば、最後まで頑張ってくれますね」(武騎手)と、課題と対策となるコメントも出して貰っています。

単純に勝利したという事実も当然嬉しいですが、今後の指針となる乗り方を示してくれた事がとてもありがたく、嬉しく思います。

まちかね太
まちかね太

これからにも繋がる
大きな勝利!

前回に引き続き神騎乗を見せてくれた武豊騎手、騎手継続を優先してローテを組んでくれた寺島師はじめ厩舎スタッフの皆様、短い期間に馬をリフレッシュさせてくれる外厩関係者の皆様、そしてクラブ関係者の皆様に大いに感謝を。

そして今年13戦目となったこのレースでもまだまだ進化する姿を見せてくれたホルトバージの頑張りとタフネスに、敬意と多大なる感謝を!

まちかね太
まちかね太

ありがとうありがとう!

「コーナー4つの競馬なら1700mから1900mくらいは許容範囲だと思いますし、もう1つ上のクラスでもやれそうな感触はありました」(武騎手)とのコメントも貰っていますので、(ニュアンス的に距離はギリギリなのかもしれませんが)2勝クラスに上がってからも期待させてもらいたいと思います!

今後の予定については年内はこれで終わりとのことで、馬体には筋肉痛程度で大きなダメージは無かったようですが26日に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出ました。
年明けごろに入厩予定という事で1ヵ月ちょっとのお休みという形になりますね。

競走馬の休養期間としてはまとまった休みとは言い難い程度の期間ではありますが、夏休みは早めに切り上げられてしまったのでその分もゆっくり英気を養ってほしいと思います。

流石に今度は早く切り上げられることはないと思いますので。
多分、きっとそう(まあ外厩なんでいずれにせよトレーニング込みではありますが)。

まちかね太
まちかね太

1年間お疲れ様でございました!

また来年も、そのタフネスで楽しませておくれ!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はYGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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