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何も考えずに走れ! トレブランシュ 灼熱貫く閃光(YGG出資馬出走報)

何も考えずに走れ! トレブランシュ 灼熱貫く閃光

こんにちは、まちかね太です。

8月18日の新潟9レース・閃光特別(1勝C・芝1000)に、YGGオーナーズクラブでの出資馬トレブランシュが出走しました。

今年に入ってからの2戦は芝1400で連続の惨敗。前走後は福島のダート短距離戦への転戦を模索されていましたが、新潟開催まで復帰がずれ込んだことで「せっかくだから」と千直に挑戦することに。

個人的にダートへの不安が大きかったこともあり、この予定変更は諸手を上げて歓迎です。

幸いにも好枠に恵まれ、お膳立ては整いました。近走不振とはいえ、素のスピードはこのクラスで引けを取るものでは無いハズ。
逆にここも完敗するようならそろそろ進退に言及されてもおかしくない(少なくともJRA所属継続に関しては)状況でもあり、どうにかいい所を見せて欲しい。

まちかね太
まちかね太

ともかく突っ走れ!

以下、なんとか復活のきっかけを掴んで欲しいと思いながらレースのレポートです。

出走馬プロフィール・トレブランシュ

トレブランシュ

(牝4・オルフェーヴル×トレサンセール by Rip Van Winkle)
美浦・稲垣幸雄厩舎

トレブランシュ240505

ここまでの戦績:7戦1勝(1・1・1・1・1・2)

前走:5月5日・4歳以上1勝C(東京・芝1400)13着(→レース記事はこちら) 中14週

レースまでの状況

前々走の最下位敗退に続き前走でも大敗となった後、陣営は次走ダート短距離への転向を示唆。

状況的に何かを変えなければならないことは理解しつつも、昨年末からの運用状況についてひとかたならず不信感を抱いていた自分としては、それがさらに強まる形にはなりました。

まちかね太
まちかね太

今冬の左回り1400待ちでの
待機期間の意味よ……

距離・条件に拘って出走機会を逸し続けていたのにちょっと結果が出ないとすぐ方針を変える程度のことやったん?
なら昨年末から3月までの、状態が整っていながら待機し続けた無為な3ヵ月は一体何やったの? 
丈夫な馬やないねんからその間に体調崩した可能性もあったんよ?
ダート短距離を使いたいならその間にも使えたやろに……。

……まああくまで感情的なしこりがあるというだけのことで、先に述べたように現状を打開するには何かしらの策を打たねばならないことは理解はしています。

個人的には、馬格が無く、かつオルフェ産駒とはいえ母系欧州血統のトレブランシュに高いダート適性が備わっているかは疑問に思いますが、そもそもデビュー前からダート推ししていた調教師の適性判断を信じ……信じる? 信じたいところ。

目標として挙げられたのは福島のダート1150m戦。時期は明言されていませんが、6月後半から7月にかけての開催を目指すという事になります。

まちかね太
まちかね太

まあアテにはしてまへん。

どうせ後ろ倒しになるでしょうからね。

とまあだいぶヤサグレモードに陥っていたこちらの心境とは関係なく、5月8日に森本スティーブル美浦エリアに放牧に出た後のトレブランシュは順調に日々を過ごしていきました。

ただ、6月半ばまでは至極良い感じで来ている、といった内容だった外厩コメントが、6月後半からは「体重が減少傾向」「筋肉が付かない」「トモが寂しい」などとネガティブな言葉も混じってきたのは気になる部分ではあります。

それでも全体的には順調という事で、7月18日に美浦に帰厩。既に福島開催が終わるタイミングなので、目標は新潟のダート1200戦に変更になりました。

まちかね太
まちかね太

はいお約束お約束。

そもそも福島開催には間に合わせるつもりはないだろうと思っていたので、復帰が新潟開催までずれ込んだ事には今更どうという感情もありません。
ただ、どうせ新潟に使うなら芝の千直を使ってくれないかなあ……短距離シフトするならそれも試してほしいなあ……まあ無理だろうなあ……などとは思っていました。

ところが7月31日の更新で驚愕のコメントが。
「番組を見ると1000直もあるので、せっかくの新潟なので一度試してみても良いかなとは思うので、ダートに向かうかどうするかはまた検討したいと思います(稲垣師)」

まちかね太
まちかね太

マジで!?

柔軟な対応ありがとうございます!
感謝感激雨あられ!

ちょっとは期待しつつも諦めていた展開だったので、反動で喜びもひとしお。掌返しと笑うがいい!

千直は他に類のない特殊な条件なので、仮にこの条件が得意だったところで先に繋がるかは何とも言えないでしょうが、現状必要なのは先の話ではなく今この時の結果。

まちかね太
まちかね太

上手くハマればいいなあ~

という訳で次走は8月18日の閃光特別(1勝C・新潟・芝1000)に決定。

まあ帰厩後の状態に関しては「トモの力の入り方がまだ本調子まで行ってない感じ」「終いに弾けるほどの動きにはなってない」「良い時の状態の一歩手前かなという感じはあります」とネガティブな調教師コメントが多発してますが、いつも通りと言えばいつも通りのこと。

力みなどはマシになってきたとのポジコメも少しはありますし、一応の態勢は整っていると見て良さそうです。

そして迎えたレース当週。前走から間隔が開いていたのが幸いとなりフルゲート18頭の中に問題なく名を連ねることが出来たトレブランシュ。

後はこのコースで何よりも重要な枠順がどうなるか。

レース前日、発表された枠は……8枠16番!

まちかね太
まちかね太

ヤッホホォォォイ!!

外枠天国の新潟千直、これはラッキー中のラッキー!

しかも自身が好枠を引いただけでなく、事前に有力視された馬の多くが内寄りの枠に入り、6枠より外側に入った有力馬は6枠12番のクールベイビー(父アルアイン)くらいで、相対的にも有利に。
5頭出しのミルファーム軍団が全馬6番以内に入るという不運に比べ、なんと恵まれたことでしょう!

まちかね太
まちかね太

千載一遇の好機!

鞍上の吉田豊騎手や父オルフェ産駒の過去3年コース相性は強調出来るものではありませんが、それでもここまで恵まれることは今後そうそうないでしょう。

この距離では周りも速いでしょうから今まで程簡単に前へ行くことは出来ないかもしれませんが、トレブランシュの持てるスピードなら伍することはできるはず。

後は最後までレースを止めずに走り抜けてくれさえすれば……!

まちかね太
まちかね太

もう何も考えずに走れ~!

レース内容

当日9レース時点の新潟競馬場は晴、芝は良。中京よりはナンボかマシなのでしょうが、真昼間の新潟も相当暑そう。

トレブランシュは前走比マイナス4キロの422キロでパドックに登場。わずかとはいえマイナス体重は歓迎できませんが、イレコミなどはなさそう。GCのパドック解説の推奨馬にも最後に引っ掛かったようです。

単勝人気は割れ気味で、最終的にクールベイビーが1番人気(3.1倍)。以下ベリーベリーベリー(5.9倍)、ラクサパーナ(7.5倍)、ホウオウジュビリー(9.3倍)、パワポケビー(9.5倍)と続き、ここまでが10倍以下。
枠順が大きく人気に影響している様子で、トレブランシュもその例に漏れず最近の成績からは過剰人気気味とも思える10.7倍の6番人気。

パドック後も本場馬入場・輪乗りへとつつがなく進行し、枠入りも順調。大外パワポケビーも入って準備完了。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

よし!

ゲートの中で横を見るような仕種もしていたのでちょっと心配しましたが、トレブランシュはいいスタート。
周囲の外枠勢の中では一番ダッシュを効かせて前目に抜け出ようとしていますが、内側のクールベイビーやイルルージュ、ルクスパラディの方が速く、トレブランシュは徐々に外に寄せて来るクールベイビーの後ろに付ける形に。

残り400手前、外ラチ沿いを走っていたトレブランシュはやや内目に進路を変え、クールベイビーとイルルージュの間に体を割り込ませるようにして徐々に前へ。クールベイビーに内から並びかけて行こうとしています。

まちかね太
まちかね太

おっ?

更に内ではイルルージュが後退。ルクスパラディが少し前に出て、先頭に立つか。

残り200手前、外から順にクールベイビー、トレブランシュ、ルクスパラディの3頭が少しずつ間隔を開けて並走。後ろから来そうな馬はおらず、勝負は早くも3頭に絞られそう。

ムチが入ったトレブランシュ、今日は止まらない!

これはやれるぞ!

まちかね太
まちかね太

ヨシ行けぇーー!!

3頭の激しいせめぎあい!
それぞれの周囲に邪魔するものはおらず、誰も譲らない!

騎手たちのムチがうなる!
どんどん迫ってくるゴール!

外が出たか! 内が差し返したか! 真ん中も喰らいつく!
外か、内か、真ん中か!

ゴール直前、真ん中がグイッと伸びた!

まちかね太
まちかね太

トレーーー!!

トレブランシュが僅かに抜け出したところがゴール!!

優勝はトレブランシュ!

クビ差の2着にルクスパラディ(9番人気)、更にアタマ差の3着にクールベイビーで決着となりました。

結果

閃光特別(1勝C)
(新潟・芝1000・良)
 吉田豊(56)馬体重422

 1着(18頭・6人気)

所感

まちかね太
まちかね太

大・復・活!!

枠に恵まれたことが大きかった(8枠3頭全て掲示板内、4枠までの馬で最先着は8着)でしょうが、幸運を活かし切って見事に復活勝利!

タイムも優秀ですし、持ち前のスピードは千直でもやはり通用しました!

他馬の後ろに付ける競馬で結果を出してくれた吉田豊騎手、休み明けでも実力が出せるように整えてくれた外厩の皆様、クラブ関係者の皆様、そして(さんざっぱら不平不満を並びたててきましたが)稲垣師はじめ厩舎スタッフの皆様、ありがとうございます!

福島の予定を新潟に延期したことがこの結果に繋がったわけですから、万事塞翁が馬だったということでしょう。
昨年末以降のすべてが無意味だったと思わずに済んだだけでも精神的には助かりました。

そしてもちろん灼熱の新潟で激闘を制してくれたトレブランシュの頑張りに、大いなる感謝を!

さてレース内容に関してですが、優秀な時計だったとはいえラップ的には最後はやはり止まり加減ではあったようです(トレブランシュに限らず出走馬の大半が、という話ではありますが)。

「終わりが早かった分1000mだからもったのかな(稲垣師)」との見立てで、今後は新潟千直を中心にその周辺の短距離戦(芝ダ問わず)を狙っていくという形に納まりそう。

そうするとローテの縛りがきつくなりますが、レース前からこの距離に適性があった場合の展開としては覚悟していたことですし、どうせ今でも年間3走程度しかしていないのですから大して変わらない。

まちかね太
まちかね太

目指せライオンボス!

現状でも状態は決して完調では無いというのも強調されていますので、この後の上積みにも期待!

上のクラスで戦っていくことについての課題点も列挙されていますが、そこは改めて調教師の手腕に期待させていただければ。

次走について具体的なことは何も出てきていませんが、新潟千直という事だと10月12日の飛翼特別(2勝C)が直近の候補となりそう(なお、秋の新潟開催にこのレース以外の2勝C千直戦はありません)。
ただ中7週で節が足りるかどうかは微妙なラインだと思われますので、その辺りの戦略をどう展開していくのかについても楽しみに見させてもらいたいと思います!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はYGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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